カラーストーンへのこだわり COLOR STONE

見るものを惹きつける美しいカラーストーン。その神秘的な輝きは、今与のジュエリーを創造するためにも欠かせないものになっています。
1960年代、五代目今西信裕により、エメラルド・ルビー・サファイアをはじめとする宝石の海外仕入れが本格化、現地の希少価値の高い上質なカラーストーンを持ち込むことで、日本の女性たちに本物の石がもつ素晴らしさを伝え、広めました。

玉石混淆のカラーストーン。その見極めには確かな目が必要になります。
今与では、原産地との長く培われた関係性のなかで今もなお最高品質のカラーストーンを独自のルートで仕入れています。選び抜かれた宝石の数々は洗練されたハイジュエリーへと姿を変え、現代の女性に鮮やかな彩りを与えています。

かがよい「はなえりコレクション」

ルビー RUBY

ルビー

真っ赤な炎のように、情熱的な輝きを放つルビー。ミャンマー、タイ、スリランカ、モザンピークなど産地が限られ、なかでも美しい石が採れる場所が極めて限定的なことから、希少価値の高い宝石とされています。特に赤みが深いものを「ピジョン・ブラッド(鳩の血)」と呼び、ルビーの最高峰として珍重されています。

サファイア SAPPHIRE

サファイア

神聖な力を持つとされ、古から愛されてきたサファイア。ルビーと同じ鉱石、コランダムからなり、赤く発色したものを「ルビー」、青く発色したものを「サファイア」、それ以外の色は「ファンシーカラー・サファイア」と呼び、カラーバリエーションに富んでいます。最高とされるのは透明感のある青色で、中でも少し紫色を帯びた「コーンフラワーブルー(矢車菊の青)」や青色が深くて濃い「ロイヤルブルー」は特に高く評価されています。

エメラルド EMERALD

エメラルド

女王クレオパトラの愛した石とも言われ、不滅・信頼・清い心の象徴とされるエメラルド。透明感がありながらグリーンの濃く出ているものが高品質とされています。コロンビア産のエメラルドは、色が濃く深いことから価値が高いとされます。緑色が濃く深く、かつ、内包物がないエメラルドはかなり希少になります。

スタールビー・スターサファイア STAR RUBY ・ STAR SAPPHIRE

スタールビー・スターサファイア

ルビーやサファイアなど、コランダムからなる宝石のうち、稀に星が輝くように六条の光を石の中に放つものがあり、これを「スター効果」と呼びます。スター効果のある石は、それだけに希少価値が高いとされています。

キャッツアイ CATS EYE

キャッツアイ

まるで猫の目のような光の筋が現れる効果(シャトヤンシー)を持つ石をキャッツアイと呼びます。通常キャッツアイといえばクリソベリルを指しますが、なかでも「ハニーカラー」と呼ばれる濃密な蜂蜜色のボディーに乳白色の光の筋がはっきりと現れる組み合わせは、キャッツアイの最高品とされています。

アレキサンドライト ALEXANDRITE

アレキサンドライト

神秘的な色の変化が人気のアレキサンドライト。太陽光や蛍光灯の下では吸い込まれるようなブルーグリーン色の石が、キャンドルや白熱灯の下では魅惑的なパープルレッド色に変化します。
それぞれの発色がはっきりしていて、かつ、色の変化がくっきりしているものほど評価が高くなります。